お久しぶりです。
ちょーーーーーー忙しいです。
ここでのご案内が遅れましたが、今度の土曜日に、久々に演奏会に出演します。
エキストラとか部外者的なものではなく、もうかれこれ9年来、つまり私がビオラを始めたその日から、主体的に所属し、音楽作りに携わっている最長・最愛の楽団の記念演奏会です。
兵庫高校弦楽部創部20周年記念演奏会
平成20年4月5日(土) 13:30開演(12:45開場)
兵庫県立芸術文化センター大ホール(阪急「西宮北口」駅すぐ)
入場料500円 (当日座席指定/座席指定券引き換えは12:00開始)
■プログラム
◆第1部 弦楽合奏
グリーグ/「ホルベルグ組曲」より 第1曲 (指揮:池元裕哉)
シベリウス/ロマンス Op.42 (指揮:松井隆司)
モーツァルト/アダージョとフーガ ハ短調 K.546 (指揮:山口勝幸)
モーツァルト/ディヴェルティメント第1番より2楽章 (同上)
◆第2部 オーケストラ
ドヴォルザーク/交響曲第8番 ト長調 Op.88 (指揮:尾登史郎)
◆第3部 OB・OG・現役生 100名の弦楽合奏
チャイコフスキー/「弦楽セレナーデ」より 第3・4楽章 (指揮:池元裕哉)
■主催=兵庫高校弦楽部・兵庫高校弦楽部創部20周年記念事業実行委員会
■共催=兵庫県オーケストラ協議会
■協賛=兵庫高校創立100周年記念事業実行委員会・武陽会
私の音楽生活の原点は、ここ兵庫高校弦楽部です。
この部活と出会っていなかったら、私はビオラともオーケストラとも数え切れない仲間とも、果てはフィンランドとも出会っていなかったはずです。
そう考えると、今の人生がなんとしがなくちっぽけなものになっていただろうと空恐ろしくなるほど、私の人生に彩りとパッションを与えてくれた古巣です。
以下に、この演奏会の趣旨や個人的所思、PRのための見所などをつらつらと書きます。
名目どおり、今回の演奏会は、兵庫高校弦楽部創部20周年を記念して立ち上がったOB主体の演奏会で、OB演奏会として数えるならば、3年ぶりの第4回演奏会となります。
ただし、特別企画として第三部では、現役生(60数名…!!)と組み合わさっての大弦楽合奏団(その名も「百人の弦合奏」!)で、チャイコ弦セレの後半楽章にも挑みます。
芸文センター大ホールなどという願ってもないすばらしいホールでできるようになったのは…というか、そこでするしかなくなったのは、ひとえにこの「百人の弦楽器奏者」が乗る舞台がそこくらいしかなかったからでもあります…笑
また、指揮者は見てのとおり、兵庫高校弦楽部の歴代顧問ズが大終結で、タクトをリレーしていきます。これは私たちにとっては夢のような共演(いや、競演?笑)のひと時です。
とくに山口先生や松井先生が兵庫校舎に舞い戻ってきてタクトをふる姿をみると、合奏中何度も、なんともいえぬ感慨深さがこみあげてきます。
ところで前回(第3回)は企画運営のど真ん中で奔走し、演奏面でもトップからソロから、果ては代表挨拶まで、どこまでも美味しいことをやらせていただきましたが、今回はさすがに世代交代、というか私自身の人生有数の繁忙期ゆえ、かかわりは最小限にさせていただいております。
とかいいながら、プログラムの前半を見ていただければお分かりのように、私のために組んでくれたのですか?というような北欧ラインナップ!!
(ちなみに私は選曲にはかんでません…笑。留学中に決まってました)
なので今回は、前半の二曲のみビオラ首席をさせていただきます。ありがとうございます。
もうねえ、この練習、特に巨匠松井先生のもとでのシベリウスの練習は、いろんな意味で楽しすぎます。
主力となってシベリウス曲に挑むのは、まさに現役時、引退演奏会でシベ2をやったとき以来なので、それだけでも感慨一入。
あと、このロマンスは、留学中いつぞやのヴァンスカ・ラハティ響のアンコールで聞いたのが、生演奏としては最初で最後。十分贅沢すぎ。
しかも席の横後ろは、そのとき一緒にシベリウスに取り組んだ心強いメンバーが半分もいる!
昨日もリハの合間に、気づけばみんなでかつてのシベリウス思い出し弾きに熱くなってたのがなんとも懐かしく、いとおしい時間だったなあ。
松井先生との音楽作りは私にとっては初めてですが、先生の名指導とうっとりするほど美しい指揮振りによって、どんどん曲の中の精神世界が浮かび上がってきます。
その上一度この曲の祖国の空気を感じていると、やはり自分自身のなかにうまれてくるインスピレーションの豊かさも全然ちがうと実感しています。
さらにトップ勢は、その後阪大オケでさらに時間を共有したやりやすい仲間ばっかり(笑)加えて、以前ソロもご一緒した尊敬するチェロトップの大先輩。
1stとVaのアンサンブル命な曲でもあるので、コンマスさんとは、合奏中過剰に見つめ合ってる気がします…。
まちがいなく、全曲中トップ同士のパッションは一番高いです(笑)昨日のリハでも、一番おもしろい演奏になりつめていたのはシベリウスだったんじゃない?と親ばかな私は一人にやにやしておりました。
短い曲だけど、まだまだ勉強してみます。
あああああああ楽しすぎる!!!
というわけで、個人的には、ラインナップのなかでも地味で短くてうもれがちなシベリウスのロマンス、必聴としてオススメいたします♪♪♪
アマチュア団体で聞ける機会はそうそうないと思いますしね。
さらに、プログラム全体を見渡してみてください。
ノルウェー→フィンランド→オーストリー→チェコ→ロシア
と、ヨーロッパを大きく一周する多国籍プログラム!!!
意外と王道国が少ないね。
カラフルなのを得意とする兵庫弦部らしい、色とりどりのラインナップなので、総演奏時間はちょい長めですが、楽しいトラベルタイムを楽しんでいただけると思います。
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うちの弦楽部は、かなり若い部なはずでした。
少なくとも、私が入部したときは、確かダンス部の次に若い、伝統10年そこらの非常にヤングな団体として自覚もしていたし、回りからもそう見られていた印象が強いです。
けれど、そのまだまだ柔らかな土壌で、その時代時代に活動する自分たちらしさを模索して、毎年違った色の足場(=伝統)を堆積していくのが本当にうまい集団だったと思います。
そんなわけで、私たちの何よりの誇りは、20年たっても、いまだに一年一年目に見えて「発展し続けていること」です。
技術も、活動の幅も、その内容も、その中に生まれる高校生なりの哲学も、20年という伝統が積み重なり足場がしっかりしてきたところで決して停滞していません。
その証か、兵庫弦楽の人は、OBのつながりももちろん深くて仲もよいのですが、内心、どういうわけか毎年必ず「自分の学年が一番よくやった」と思ってる人が多いみたいです(笑)
ええ、私だってもちろんそうでした、いや今もそうです。
それくらい、20年のうちの、自分が関ったたった2,3年間に、自分自身もたくさん成長できたし、弦楽部史に対しても、自分たちの考えやってきたことで、(よい意味の)大きなショックを与えられたと思っています。
そしてそれらは、下に順調に引き継がれる部分もあり、時とともにいとも簡単に覆される部分もありますが、むしろ、その柔軟さを見て、OBは(親心と愛部心ゆえ?)ほくそ笑んだりするものなのです。
俺の屍を超えていけ!ってやつですね。
でもそのなかに存在する、20年一貫して流れる変わらないもの。
それは主に、胸のうちにあるものであり、弦楽部内活動を超えて、携わった人の人格や個性そのものに影響をあたえているもの。
そんな兵庫高校弦楽部生っぽさが、言葉にしなくてもステージ上ですらいたる所でむんむんとしているので、いやでも感じてもらえるはずです。
そして自分は完全にその枠の中の人間なので、そういう個性を客観視したり、他人がどう受け止めるのかなんてはっきり推し量れませんが、混沌とした今のご時勢、ちょっと珍しくて、しかも、けっこう清々しく心地よいものなんじゃないかな、と、自惚れてみたりします。
私が現役時に出演した、第二回、第三回演奏会のはずかし〜〜いキャッチコピーを、いまさらふと思い出す。
プロじゃない、高校生だから。今しか出来ない、部活動だから。
音楽が好き、仲間が好き。そんな気持ちがひとつになる。
いやはや、なんてひたむきな高校生らしくストレートに思いのすべてをぶちまけた2連発だったのかと思う。名言!ほんまこれがすべて。今回の演奏会についても、です。
常に、人と音楽、両方がウリ。
そんな、今も昔もほんまに素敵な部です。
私たちの、誇りの居場所です。
ぜひ、そんなワケあっての自意識過剰集団の20年集大成の音楽、聞きに来てください。
来てくださる方は何らかの手段で小林まで!
チケット早急に手配させていただきますよーー^^


