2009年03月30日

It takes a lot to laugh, it takes a train to cry

IMG_9169.JPG


IMG_9213.JPG


IMG_9228.JPG


IMG_9227.JPG


IMG_9225.JPG


IMG_9230.JPG


IMG_9234.JPG


関西最後の一日は、丸10年の音楽生活、そして長い長い学生生活の締めくくりを飾るには十分すぎるほど、たくさんの素敵な音楽と、仲間と、笑いと、涙につつまれながら、ゆっくりと幕をおろしました。

高校3年間と大学の7年間、大きく分けて二つの居場所で、飽きもせずビオラを続けてきたのですが、今日の最後に(高校の)ビオラ仲間から皆の前でいただいた大きな色紙には、なんとその両方の居場所で出会ったあらゆる音楽仲間からの寄せ書きが、まさに混ぜこぜに施されていました。これには正直びっくりし、また心から感動しました(休憩中みんなが必死に書いて回してたのはしってたけどさ)。

つまりこの色紙をぱたりと開くことで脳裏に蘇ってくる記憶は、私の10年間の音楽生活そのものです。
構成メンバーも体質もまったく違うふたつの居場所、でもどちらも同じほど大事な私の青春時代の舞台。そこで出会った一生の友達、先輩、後輩、先生、そして音楽が恋しくなったら、なんとなしにメールをする前にまず、この色紙を開くことにします。

本当は一人一人にお礼のメールを返したいところですが、なかなか時間が許してくれません。
せめてこの場を借りて、今日聞きに来て下さった皆さん、色紙に一筆添えて下さった皆さん、シリーズ演奏会開催に際してご尽力くださった皆さん、そして、半年間ともに最高に楽しい音楽を作り上げてきたYKQの皆さん、いやもう、とにかくこの10年間のうちのどこかで一緒に音楽をつくった皆皆さん、音楽を通して出会った皆皆皆さんに、心から、10年分の感謝の意を伝えたいと思います。
本当に、本当に、ありがとう。

ビオラに出会って、なんとかこうして続けてきて、本当によかった。



"It takes a lot to laugh, it takes a train to cry″

笑うには多くのものが必要、泣くには列車が出るだけでいい


先日、研究室でなんだかんんだ最もお世話になった、そしてずっとそのすべてに憧れていた助教さん(元同室の先輩ですので、今でもつい先輩と呼んでしまうのですが…)にお礼のメールを送ったところ、身に余るほど丁寧で素敵な言葉にあふれた、長い長い最後のメールを返信してきてくださいました。

その最後に先輩が添えてくれていたのが、上の歌詞の引用でした。ボブ・ディランのとある歌のなかの一節だそうです。

この歌詞だけでも十分はっとさせられるものですが、対する先輩の補足文もまた簡潔ながら素晴らしく、何より私の学生生活を自分で肯定してやれる小さな自信をいただけたので、留学帰国後からご愛読いただいたこのブログ「あやな屋さん」の締めくくりに、恐れ多くも引用させていただこうと思います。


不出来な学生は楽しめない学生、楽しめれば優等生です。
楽しむことはそれ自体、だれでもできることではありません。
本来、労力の要る、そして、貴重な行為と言えなくもないでしょう。



さて、なんとか先刻荷造りも終えられたので、あやな屋さんもここらで閉店、シャッターをおろして、数時間後には新天地東京むけて出発します。


長い間、ご愛読、ご支援、本当にありがとうございました!

でもきっとまた、すぐにどこかでお目にかかれることでしょう!



さよなら関西!!

まってろ東京!!


2009.3.30 Maanantaina
ayana@kobe,jp
posted by ayanya at 04:50| Comment(7) | 音楽の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月26日

卒業式、送別会

DSC09598.JPG

帰国してからというもの、毎日怒涛のスケジュールで文字通り東奔西走する日々で、ほんとに毎日いろんなことが起きて、いろんな人とふれあって、加えてメールやメッセージ、電話もたっくさんいただくのですが、なかなかそれらに律義に応答したり、あるいはここで振り返っては書き留めておく、というところまで気が回りません。というか時間がたりない。


取り急ぎで申し訳ないのですが、この場を借りて、さまざまな媒体を通じて誕生日のお祝いメッセージをくださった皆さんに、感謝の言葉をお返ししたいと思います。
この日を覚えていてくれて、そしてそれぞれに素敵な言葉で祝ってくれて、ほんまにありがとうございました。



そんな誕生日と日を同じくした昨日、留学期ふくめ7年間もお世話になった大学の卒業式を、さらに今晩にはゼミの送別会をぶじに終えて、先刻終電+タクスィで帰宅しました。

写真は、研究科修了式後に、芸術系ゼミの同期たちと、共通の学び舎前で、です。あいぼんありがとう。
ほんまに仲が良く切磋琢磨しあえる面子のそろった学年だったので、こうして皆で同時に修了証書を掲げられる日がくるなんて、誇らしいし感慨深いです。
同時に、ここに写る一人一人の、間違いなく個性の強い将来ベクトルが、今から楽しみで仕方ありません。


さすが私の誕生日、よう晴れて、昼間はあついくらいの一日でした。

大阪中央体育館でのひたすら長くて遠い全体式をじっと耐えて、オケの祝卒業同胞たち(いやあ、一口に卒業と言っても、実にいろんな在籍年数を誇り、いろんな事情を抱えて今この場で晴れ着をきた面々がいるものだと再認識)とわいわい騒いで、腰や足先の苦痛に悶えながら御堂筋やビッグマンを振り袖姿ですり抜けて、やっとこさ戻ってきた馴染みある学び舎、石橋キャンパスでの研究科修了式…が、これまた学部と合同で一人ずつ修了証書手渡しなんで、やるせなく長い。しかも芸術ゼミ院生は一番最後の最後。

正直、ここまでの冗長な全体会は、なーんの感動ポイントもなかったし、今日まであんだけ苦労しといて、いざ卒業という実感や有難みさえわがものにできない…


だけど、このあと研究室に立ち寄って、先輩後輩先生スタッフさんにあたたかく迎えられ、誕生日ともども祝賀していただいた瞬間から、ようやく自分の感情において温度変化を感じ始めました。


そして今日、一日置いてのゼミ送別会@梅田。
うちのゼミでは、天邪鬼な先生の意向で、この会を「謝恩会」とは呼ばせないルールがあるらしい。恩師への感謝ための会ではなく、あくまで研究室を出ていく人の門出を祝う会なのだと。もちろん内容はそのどちらもに重きを置いていますよ。

一次会、二次会とつづくなかで、一人また一人、タイムアウトで帰っていかれる先輩後輩や先生方に最後の挨拶をしにいってたら、あまりに皆さんが素敵な最後の言葉をくださるので、一緒にあいさつ回りをしてた同期の相棒共々、ついにぼろぼろに泣き崩れてしまう。

そのせいで、最後まで残っていた、とりわけお世話になった大事な先輩方への挨拶が、二人とも怖くなって、結局まったくまともにできないまま、さもまたすぐ研究室であえるかのように、上っ面でかるーくだけお別れしてしまい、今胸中とても複雑です。

こんなに好きだったみんなのいる大阪を離れてまで、東京なんか行きたくない。などとでたらめな感情に苛まれたのは、ここにきてやっと自分が「卒業」の意味を知って、現実を受け止められた証なのでしょう。

いつだって卒業は、ただつらくて悲しくて、その強烈な感情に心身を滅ぼされないように抗うので精いっぱい。
ましてその先の明るい未来のことなんて、今はとても考えられない。


ああ、まだほんとに、気持ちも言葉もぐちゃぐちゃだ。
前も後ろも見渡せない。
posted by ayanya at 03:56| Comment(2) | 大学院生らしい話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月24日

happy new age

IMG_9915 - コピー.JPG


本日、ついに25歳になります。

なのに、人生四半世紀に突入する一日の始まりは、飲み会帰りの電車のなかで、昨日発売だった聖☆お兄さんの3巻に読みふけっているうちに、あっけなく迎えていました。

しかも、三田に着いて、JRから神鉄に乗り換えようとしたら、無情にも目の前で扉が閉まり、電車が発車してゆきました…。

なので仕方なく、ホットココアをすすりながら、ET-KING耳にしながら、次の電車に追いつかれるまでにひと駅分のんびり歩いて、かえって優越感に浸された時間を稼ぐことで気を晴らしてやりました。


いつだって隙間ないスケジュールと不測のトラブルに追われてばっかりの毎日は望むところ、ただしそこにちゃんと自分のペースや意思や幸福の種をねじ込んでいける暮らしを、新天地でもどこでも持続してゆけるように…

例年以上に不安と期待をたっぷり含んだ新しい一年を迎えるにあたって、将来のビジョンとか理想とかを案ずる以前に、まずこのことを軽んじるべからず!!


実は今日は、7年間お世話になった学び舎の卒業式の日でもあります。

あっちでもこっちでも、感慨深い一日となりそうだ!!
posted by ayanya at 04:14| Comment(0) | 日常生活の中で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月21日

音楽漬けの三連休

3-20.jpg

きょんに昨日の写真送ってもらったので、一日遅れだけどスクラップしとこ。びおら×YKQです。思えば高校時代のアフタースクールは、この同期・先輩・先生とつるんでいた思い出しかありません。
ちなみにさやかは出勤日で来られず。撮影係はもちろんジミー。で、なんで女性三人はお揃いのコートなんだ?


昨日、自分のカメラで一枚も写真とらずじまいやったという…。
せっかくあんなビジュアルも美しいホールでお姫様カッコしてたり、次いつ会えるかもわからない音楽仲間とわいわいやっていたというのに…。

というか帰国後、これも旅の反動か、なぜかちっとも写真を撮らなくなりました。せっかく大阪も神戸もあと少しだというのに〜〜〜


今日は、大阪に出ていろいろと所用をこなしてきたんですが、お昼に、以前何度か一緒にアンサンブルさせていただいたり、お笑い見に行ったり親しくさせてもらっていたバイオリニストの水野さんのピアノ四重奏団の演奏会を聴いてきました。

メインのシューマンの四重奏が、それはもう熱と華があって、かっこよすぎました…いつかやってみたい曲です。
ちなみにチェロが途中でC線のチューニング変えてBの音をだす噂のシーンも初めて生で見ました!!


明日はまた一日自分のほうのカルテット練習。

快晴続きですっかり春めく三連休だけど、ずっと室内で音楽三昧のまま終わっちゃうのが、幸せなような、不幸せなような。。。
posted by ayanya at 23:47| Comment(0) | 音楽の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ホップ【ステップ】ジャンプ

今日、先日宣伝したアンサンブルフェスに出演させていただきました。

倍率すごいで有名な、芸文センターの素晴らしい小ホールを都合よく貸し切っての、神戸在住アマチュア音楽家たちによる室内楽演奏会。

私たち以外に3団体が出演されていて、シューマンのピアノ五重奏、クロイツェル(あの練習曲の人じゃないそうです…)の七重奏、ドヴォルザークのピアノ五重奏をそれぞれ演奏されていました。
で、最後には弦のメンバーでモーツァルトのディベルティメントを合同演奏。ゲネ本どころか、楽譜をもらったのも今日楽屋で…だったんですけどね(汗)


身内の方々をはじめ、今回もたくさんの方に聞きにきていただきました。びおらの皆さんは、毎度毎度どうもありがとう。

不思議な縁を感じるところでは、私の卒業旅行のフライトで、まさに奇跡的に行きも帰りも席が隣だったという、スウェーデン人のご夫妻(しかも神戸在住)が、こちらがちらっと宣伝したのを覚えていて聞きに来て下さっていたんです!Tack!!

それから、阪大オケやmusik siestaの方はお馴染み、オーボエのKとうさんの「お父さん」が、どういう繋がりかで聞きに来ていらしていて、パンフのプロフィールを見て、終演後にわざわざ私に声をかけにきてくださいました。丁寧に感想も述べてくださって、有難い限りです。


終演後には、もちろん今日の出演メンバーで、お向かいのガーデンズにて打ち上げ。
前回も書きましたが、自分のカルテットメンバー以外の皆さんは、意外なことに誰一人顔見知りがいなかったのです。大学時代は、もっぱら大阪か京都が音楽活動の拠点となっていたもので…。

でもおもしろいもので、互いに楽器をやっていると、まずどんどん共通の知り合いが見つかり、さらには思わぬ接点や過去の共演履歴なんかも発覚するもので、改めて音楽がもたらす人間関係の縫い合わせ術の威力を思い知ることになります。
それに皆さん、まさに十人十色の音楽遍歴を歩まれてきていて、各々がそこから導いて大事にしている「哲学」を聞きあうのが実に楽しい。
もちろん、音楽となんも関係ない下世話な話でただ延々と盛り上がってるのも。


お客さんの反応をうかがう限りでも、神戸アマチュア音楽家発のキックオフイベントとして、とても新鮮で充実したものであったと思っています。プレーヤーたちのほうにも満足感と、反省や次への野望が渦巻いているようだし、初回にして実にアクティブで熱意のある人たちが各方面から集まってきていたので、vol.2の開催もそう遠くはない気がします。
次もなんとか出られるといいなあ…



今日一日のあらすじはそんな感じで、ここからは、私たちのカルテットとしての今日の意義や、他人の感想をうかがいつつ、今私自身が感じていることを、ちょっと書きとめておこうと思います。


今日の本番によって、私たちYKQは、またひとつ、これまでにない大きな成長のチャンスをつかみ取ることができた気がする、と、終演後にメンバー内ともそれぞれ口々に話しました。


事実ドヴォルザークの演奏は、前回の反省会で課題とした楽章や箇所の弱点がかなり改善しあえていたし、それによって音楽の流れやうねりをいっそう自然に、そしてドラマチックなものに仕立てていきやすかった。

それに、あらゆるシチュエーションを鑑みて、出だしの緊張度合は明らかに今日のが格別だったはずなので、今日の時点では(特に自分に)合格点は与えられないけれど、そこを乗り切るための精神力や技術的克服法は、割と冷静に会得できた気がする。大丈夫、次はいけそうだ。

そして、今日生まれた課題は、まだあと1週間(セッション練習としては丸二日)も改善猶予がある。


こうして同じ曲を3度も演奏する機会を得られたということに、そもそも幸運と感謝の気持ちでいっぱいです。

同じ面子で同じ曲を披露する本番…のが一度きりだからこそ、燃え尽きれる唯一無二の忘れがたき本番というのももちろんあるでしょう。というか、これまでの人生における本番はすべて、それこそが到達目標でした。


でも今の醍醐味は、ずっと一緒のメンバーで何度も同じ曲を練り直す、あるいは新たな表現を模索できる…そういう時間と機会があること。

もちろんそれもたった3度(ドボルザーク以外は2度)だけの有限のチャンスだけれど、今の4人の技と精神を一番バランスよい状態まで持ちあげていくには、この「ホップ・ステップ・ジャンプ」のスリーステップが、一番しっくりくるし、最終目標を見定めやすい気がします。

そしていま、とてもいい感じで「ステップ」までを完了させられているはず。

来週、いよいよ高くジャンプするとき!!




自惚れと言ったらまあその通りなんですが、今日私たちの演奏を初めて見聞きしたお客様や他の出演者さんからの感想のなかで、自分たちでも初めて客観的に気づけたし、素直に嬉しかった言葉がありました。


それはつまり、私たちの音楽が「生きているようだった」とか「強烈なライブ感をもってた」と、感じていただけたらしいこと。


「ライブ感」と言われても、当の自分たちにははじめピンとこないもんです。
けれど飲み会の席でのとある管楽器吹きさんの熱弁によると、ゲネと本番の2回をくらべるだけでも、私たちの演奏が、ときにまったく違う表現やテンションやテンポで(必ずしもどちらが失敗とか不安定というわけではなく…)それぞれに何かを仕掛けて、でも全員それにまったく動じずすんなり対応して、大きく乱れることなく平然と曲が流れていくことに、衝撃をうけたそうです(笑)


どういうことかと言えば、たとえばある曲の練習を重ねる中で、どんどん部分ごとの約束事や標準テンポや表現法が話し合いで決められていって、やがてルールでがんじがらめになった中で、本番はどれだけその理想や貯蓄した経験から逸脱しない演奏をできるか…というのが、慣れ親しんでしまっている音楽づくりの方向ですよね。

だけど本来は、今日は本当はこう吹きたい、という新しいアイディアは日替わりで出てきて当然だし、奏者のその日のコンディションやテンションだって音楽の要素の一部でしょう、と。
ただそれをしてしまうと、誰もとっさに対応できずに、曲が乱れるかもしれないし…という葛藤が、以前から彼女には少なからずあったのだそうです。


一方で私たちの演奏は、一回一回、そして一瞬一瞬に、個々人の絶妙な駆け引きや感情移入の余地が許されていて、しかもそれらに対して4人でとっさに(無意識に)応戦している(ように見える)のだと。

別の人からも、何10年一緒に寄り添ってやり続けているかのような阿吽の呼吸や一致団結ぶりを評価していただきました。


言われてみれば確かに、演奏によってお互いのやりたいことが無意識に汲みとれて、しかも瞬間的にそれに寄り添ったり会話するように応えていけるのが、個々の技術的にはまだまだ難のあるこのカルテットの、一番の誇れる魅力かもしれません。


ただそれは、私たち自身が意識的に行っていることと言うよりは、長年ずっと一緒に音楽をやってきている(少なくとも私にとっては、ビオラ歴=このメンバーの皆さんとの付き合い歴です)賜物なのかなと思います。


ともかく、ビオラという楽器と出会って、この春でまる10年がたとうとしている節目の季節の今、まさに、過去最高に楽しく、そして真剣に音楽と向き合えているな、と心の底から思えます。


この10年間、楽器片手にいろんなところを渡り歩いて、いろんな人に出会って、いろんな価値観を知って…そしてようやく帰ってきた私の音楽生活の原点であり、最新の私の音楽に対する答えが、今のカルテット活動に他なりません。


皆さん、どうぞ29日の千秋楽、聞きにいらしてくださいね。
posted by ayanya at 04:23| Comment(0) | 音楽の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

関西最後の演奏会告知

090320ChamCham.jpg ykq-itayado.jpg

明日からまた東京に出て、引っ越し準備や出社準備をしたりしてくるのですが、上京もいよいよかあという気分が日々高まってきています。

が!!

そのまえに、まだまだこの関西の地でやり遂げねばならないこともたくさん…


その一つが、昨年4月より、6年ぶりに復帰を果たして意欲的に活動を推し進めている、YKQことヤマグチ・キネン・カルテットの2008年度締めくくり公演2連発です!!

今週金曜日には、西宮芸文センターの小ホールで行われる、兵庫県下のアマチュアアンサンブル団体によるアンサンブルフェスティバルに参加させていただき、さらに来週日曜日には、フィンランド大使館の後援をいただいて実現した前回のルーテル教会での単独コンサートに続いて、さらにグレードアップした教会単独コンサートを開催させていただきます。

以下、それぞれの詳細をお伝えします。


アマチュア室内楽フェスティバル
Chamber×Chamber Vol.1

2009年3月20日(金・祝) 13:00開場 13:30開演

@兵庫県芸術文化センター小ホール
阪急西宮北口駅下車、南にすぐ

入場料500円・全席自由
※ただし、事前に小林に行って下されば無料でチケット差し上げます!


チラシには、さもひとつのスペシャルバンドのように、数組の団体のメンバー名が混じって羅列されていますが、実は自分の仲間とマネージャーさん以外のメンバーは、私、誰一人わかりません…。

ともかく、自分たち含め4,5団体が、各々室内楽曲を全楽章披露し、最後には弦で全体演奏もあるのだとか(楽譜まだもらってないけども!!)

どんなフェスになるのか、まったく未知ですけれども、こんなにいいホールで、初対面のプレーヤーの方と共演できるのは、なんだか楽しそうです。

正式なプログラムもまだいただいてないのでなんとも言えませんが、シューマンのピアノ五重奏、ドボルザークのピアノ五重奏などがあるらしいことは耳にしました。

我々は、今回の一連のコンサートで披露させていただいているドボルザークのアメリカを全楽章やらせていただきます。トリだそうなので、出番は3時以降くらいかしら?
全部で2時間半ほどを予定している長期戦なので、曲ごとの出入りなども自由にするとうかがいました。ですので、どうぞ気軽に聞きにいらしてくださいね!


そして、


ヤマグチ・キネン・カルテット 春のコンサート

2009年3月29日(日) 14:00開場、14:30開演

場所:日本キリスト改革派板宿教会
神戸市営地下鉄/山陽電車 板宿駅下車、南西に徒歩5分

入場無料


曲目:
シベリウス:弦楽四重奏「親愛なる声」より一楽章 ほか
バッハ:G線上のアリア ほか
ホルスト:ブルックグリーン組曲
ドボルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」
   
問い合わせ:ykq@live.jp



基本プログラムは前回の西宮南教会のときと一緒なんですが、特筆すべきは、ホルストの隠れに隠れた名曲をついに掘り起こしてきたことですね(笑)(前回は一楽章だけアンコールでやりました)

ホルストの弦合奏曲といえばもっぱらセントポールがお馴染みですが、より肩の力の抜けた、それでいてスコットランドの長閑な田園風景や森、民族舞踊を思わせる、ちょっとフィドル的要素ももったこの「ブルックグリーン」の良さを、是非知らしめたい!!というのが、もはや今回の演奏会の一大コンセプトになりつつあります(笑)

季節は春になっちゃいましたが、もちろんシベリウスのミニマリスティックで寒い魅力、そしてドボルザークの快活エネルギーも、前回から一回りパワーアップしたものをお届けします。
ビオリストは、このために、ご当地フィンとチェコとイタリアの空気を吸って帰ってきたといっても過言ではありません!!
まあ、残念ながらスコットランドは行ってませんが…

また、アンコールでは、教会の音楽家の皆さんとの特別セッションも予定しています。

場所が、大阪の皆さんにはちょっと遠いですが、来て下さる方には詳しい地図などお教えしますので、ぜひご一報ください!!


それから、さらにお誘いなんですが、この29日のコンサートの翌朝、小林は東京へと旅立ちます(大丈夫か?)。

で、この日の打ち上げは、自ら開く送別会的な意味を込めて、ヤマグチキネンの母体集団である兵庫高校弦楽部関係者だけでなく、どなた様でも気軽に参加できるミニパーティにしたいと考えています。

場所はなんと、チェロの後輩さんがバイトをしている、グランドピアノのある素敵な音楽バー@新長田(板宿から地下鉄で一駅)をお借りする予定です!
もちろん各々に楽器持ちこみ可、すごくムーディなバーで、食べて飲んで弾きまくることができます!!

去年山口先生のコンサートの打ち上げをやった場所なので、関係者はご存知ですよね。


詳細はまだはっきり決まっていませんが、6時くらいからでしょうか、ともかくそんな感じでやろうと思うので、ぜひぜひ演奏会に来ていただき、そのあとは一緒に神戸最後の夜を楽しんでください!!!
打ち上げだけの参加もウエルカムです!


コンサート及び打ち上げに興味のある方は、なんらかの通信手段で事前に小林まで一報いただけると幸いです。
それでは、皆さん、どうぞよろしくお願いします〜〜

posted by ayanya at 16:57| Comment(0) | 音楽の時間 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

日常復帰(のリハビリ期間か?)

IMG_9772.JPG


IMG_9426.JPG


ぼちぼちと、お茶の間生活に戻ってきているような、旅の反動で以前にましてぐうたら生活しているような…。

帰国翌日にはおーくまと難波・心斎橋で買い物したり、呑んだり。

昨日はちょっとだけ学校に顔出して、夜にヴァンスカ先生にご挨拶がてらフィンランド語教室に。

今日は…起きて、日の高さが不思議に思われて計算したら、15時間くらい寝てた。


ほんとうに帰国後のぐうたら病は深刻で、モノを書く気力もないのです…。かろうじて、来週から本格的に始める引っ越し準備のことで腰を上げ始めたくらい。

メール返信など、いろいろ滞っていてすみません。
来週からはまたばりばりと頑張るので、今週いっぱいは休養期間の認容をお願いします…。
旅写真も、facebookのほうにはあれこれアップロードはじめています(あれが一番UPが楽なので…)

そのうち万人の方に見ていただけるスペースにも、とは思っているのですが、いつになるやら。重ねてすみません。


今日の写真の二枚目は、一昨年にしばらく日本滞在していたヴァンスカ先生の息子さん、Jukkaさんのおうちに滞在中に遊びに行ったときのもの。

右のマチルダちゃんとは久しぶりの再会(しかし、やはり子供の成長は早い。前はそこそこ会話成り立ってたはずなのに、今やもう彼女の語学力についていけんくなってた…)。
そして左は、フェーリアちゃん。
去年の7月に生まれた二人目の女の子で、もちろん私は初対面でした。

彼女たちは、すなわち、ヴァンスカ先生のお孫さんにあたるわけです。
けれど先生たちはここ半年帰省されてないので、今だ対面していないとのこと。
というわけで、事前に頼まれて、彼女たちの写真をいーっぱいとって、お土産と一緒に差し上げてきた次第です。


いくら書いても文章がだるくなるので、今日はこのへんで…
posted by ayanya at 22:28| Comment(0) | 日常生活の中で | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

ここはにっぽん!

IMG_2840.JPG


というわけで、無事に帰国しましたよ!



晴れているのになんとなく灰色にくすんだ大阪の空、

快速な人の流れに反していつまでも解消しない混雑した路地、

遠慮を知らないおばちゃんたちのきっつい関西弁、

過剰なまでの車内アナウンス&宣伝広告、


2年前に、すっかりフィンランドかぶれして、同じように大阪に帰ってきたときは、その全部にやきもきし、疎外感を感じ、再びこの場所で暮らしていけるのか…と、不安すら覚えていたものでした。


でも今は、その全部が私の帰りを手をのばして迎え入れてくれているようで、あたたかく、心地よく、愛おしい。


海外滞在も遊牧生活も、やれと言われればいくらでも平気にやっていける気がするけれど、今日はほんとうに帰るべき場所に帰ってきたんだなと、身も心もほっとしてくれているのがわかります。


若い緑が春の訪れを告げ始める北神戸の里山に帰ってきて、家につくなりまず向かったところ→おふろ。
まさに一か月ぶりの浴槽。自分が粘土でできた人形で、このまま湯船の中で全身とけちゃうんじゃないかと錯覚するほど、心地よく身を沈めました。

そして最初に食べたもの→白ごはん、お味噌汁、白菜のお漬物、いかなごの釘煮。
久しぶりに、味覚を通じて鳥肌がたちました。


そのあとは、荷物を解体するでもなく、危ないほど元のTV&PC中毒っ子に戻ってこんな時間に至ります(根は、壮大な旅とかより超インドアでぐうたらする方がよっぽど向いてる自信があります)。
各種チェック番組の過去録画、ほんまに一気に一か月分見てしまった…。

このままだと、旅の反動と時差ボケでほんまに3月いっぱい何もせずに春休みを終えてしまいそうなんで、皆さん、どうか積極的に外に連れ出してください!!


では、またぼちぼちと、写真を整理したり、リアルタイム日記で書けなかったおもしろエピソードなどをネット上でも回想しつつ、せまる新生活に向けて、新たな機動準備へと移行してゆこうと思う次第です。

こんなところでさらりと告知もなんですが、実はこのあやな屋さんも3月いっぱいで閉店予定なのです。
あと少し、どうぞごゆるりとお付き合いくださいね。


2009.3.11 keskiviikkona
ayana@kobe,jp
posted by ayanya at 02:21| Comment(0) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月10日

旅の終止符

IMG_2797.JPG

ヘルシンキ最後の二日間は、やっぱり、再会また再会の怒涛のラッシュでした。

俳優ばりのタイトな移動スケジュールの合間をぬって、楽器背負ったままわっしわっしと止まることなくお土産収集に走る始末。
夜は夜で、パッキングもほったらかしで丑三つ時まで舞さんと手相占いや恋愛診断に明け暮れて・・・。

まったく、のんびりフィンランド人が見て呆れてるでしょうね。


でも何よりそうしてでも、この街でまた会いたい人に会えるというのが、この旅一番の幸せでした。


今日もまだこれから空港に向かうまで約束が何件かありますが・・・
ともあれ、フィンランドからの日記はこれが最後になります。


毎度相変わらずの波乱万丈な流浪の旅を、ハラハラ・ヒヤヒヤと最後まで見守ってくださった皆さん、そして旅の途中で再会し、新たに出会い、私にとっての卒業旅行をとびきりのものに彩ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。


ヘルシンキは、今日も大雪。

北の極地に、春の訪れが感じられるようになるのには、まだまだ時間を要するみたいです。




ではでは、kiitos hei!


2
009.3.10 Tiistaina
ayana@espoo,fi


posted by ayanya at 16:36| Comment(2) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月09日

報告いたします

IMG_2794.JPG


数時間前に日記書いたところですが・・・一応こっち時間で睡眠をはさんで、ただいま今朝の9時ごろ。


とある方に、

「てかあやな、旅行は楽しそうやけど卒業どやったん?」

と尋ねられる、禁断の夢を見たのです。


思わずそれで飛び起きたといっても過言じゃありません。

旅行中は何が何でも忘れたふりして、全ては帰ってから・・・と決めていましたが、なんかもう急に不安になって、起床一番、阪大ポータル個人情報サイトKOANに数ヶ月ぶりにログインして、確かもう出揃ってるはずの今期単位取得情報を、心臓バクバクさせながらチェック・・・。



卒業要件単位数(論文のぞく)・・・30


小林文菜さんの総取得単位数・・・30



・・・ゴ、ゴォォォォル〜〜〜〜!!!!!!!


のりしろゼロの紙をむりやりセロテープでくっつけたように、それ以上でも以下でもないですが、もうなんでも良かとです。

履修はもうちょっとあそびをとって登録してましたが、論文提出と同時期にやってくるテスト&レポートをまんべんなくクリアする自信がなく、要件単位数ぎりぎりに絞って、集中的に勉強するという綱渡り法を選んだので、まさに終始背水の陣だったわけです。


ちなみにそのうち、28単位を、今年一年で取りました。

論文提出生としてはまちがいなく異例のことでしょう。



一応言い訳しとくと、留学時期が非常にハンパだったので、まともに単位を取得するに充てられるセメスターがほとんど最後の一年だけだった・・・んですよ!!
留学中はユーロクレジットをじゃんじゃん取得しましたが、そんなの見えざる鎖国の続く日本のキューテー大では、まだ何のお役にも立たないので・・・


しかも今年度の頭は、卒業要件単位が16でいいと本気で思い込んでいました。
絶対16必要なのは、論文提出の前セメスターまでの話、というオチつき。あわてて追加履修登録しにいって、30分にわたる教務の罵声のえじきとなってきたのも良い思い出・・・(涙)

これは言い訳の余地もございません。。。


さらに、今だからいえますが、東大から来てた先生の集中講義のレポート提出が数分間に合わず、一筆嘆願の手紙を添えて直接先生のおうちに郵送したりもしました・・・



小林さんって、なんかしっかりしてそうだけど、そんなんだったのね。

ハイ、これが素の、真の、私ですが、何か?


目下大して興味もてないことについては、一般的重要度さておき、オールウェイズ、ザ・崖っぷち人生!!(思えばシュウカツもまさにそれだった・・・)


い、いいんです・・・その分のエネルギーを、本当にやりたいことにまわして燃焼させることはできてたはずですから・・・


本当に、これまでそんなヒヤヒヤものの学生生活を周囲から必死でバックアップしてくださった先生、先輩後輩、他ゼミの同期のみなさん、なにより美学同期のあなたとあなた、本当に本当にお世話になりました。

もちろんそれだけでなく、私の波乱万丈な学生生活は、その間に出会った、あるいはそれ以前からお世話になっていた、全ての方の愛情と協力があったからこそ、今こうして無事に締めくくられようとしています。

7年間、心配ばかりかけて、どうもすみませんでした。

そして、最後まで支えてくれて、本当にありがとう。



成績表を見てとりあえず一安心してから、にわかに30という数字にも疑問と不安がよぎり始め、さっき同期たちに国際電話かけまくって確認をとって、とりあえず万事OKであろうことで、ようやく納得できて気も落ち着きました。

まああとは論文がパスしてるかどうかだけど・・・ここは6年間尽くしに尽くした教授たちを信じます(笑)


卒業者発表は明日だそうです(それすら知らなかった・・・)。
無事に名前があることを念じて、後二日は徹底的に真の「卒業旅行」を満喫して帰りたいと思います〜


ちなみに、今日のお天気は写真を見ての通り(もはやこまかすぎて写真にも写ってないかもだけど)、大雪デス。
一番積もるのに即効性がありそうなタイプのやつ。

こりゃあ、外をあるいてたらあっという間に雪だるまやな。
にしても、まだ降り足らんか北国の空よ・・・。


ともかく、これも私の卒業祝いの、天からの紙ふぶきと思うことにして(難あり?)、今から元気にでかけてきまーす。


2009.3.9 Maanantaina
ayana@espoo,fi
posted by ayanya at 15:59| Comment(2) | 大学院生らしい話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フィンランド帰国、再会の旅追想

IMG_2764.JPG

今日、無事にフィンランドに帰ってきました!
うあー、やーっぱさっむーいわ。ローマとの温度差25度!


再びマイビオラのお留守番してた舞さんのおうちに戻ってきて、我が家のようにくつろがせていただいてます。


ヘルシンキ滞在も、もうたったの二日で終わりなのですが、まだまだ会う予定の人は絶えません(笑)おみやげ買う時間確保できるかな。

ここで、プラハでのミヒャエラとのお別れ以来、ブログ更新がおろそかになってた期間に出会った方々との思い出を、写真とともにざっと追想してみたいと思います。


IMG_1332.JPG

読み返すのも恥ずかしい日記にすこし書き留めましたが、ピルゼンでは、いつかの恩師であり2年ぶりの再会となる川本先生ご夫妻、そして新たに、スロヴェニアフィルの副指揮者をされている米津俊広さんご夫妻との出会いが待っていました。


IMG_1373.JPG

本番直後に、先生の楽屋で。


IMG_1375.JPG

奥様とっかえバージョン


この長い旅のなかでもとりわけ印象深く、たくさん心を揺さぶられたピルゼン滞在でしたが、毎日ビールと音楽は十分すぎるほど堪能したけれど、写真整理していると、この街ではまったく観光せずじまいだったことに気づく・・・。
ちなみに唯一行ったといえば、やっぱり美味しい試飲つきのビール工場見学くらいです。

まあ、滞在中、お天気もずっと雪か雨だったしなー。

私は履歴書にかけるくらい晴れ女。川本先生も晴れ男。
だけどこの二人が一緒になると、これまた必ず、天気急変して雨が降るのが定説なのです。83回定演のときも、ドイツで会ったときも、そして今回も。
(で、お別れしたとたんやっぱり晴れるんだよね〜。この旅でも、あとはほぼ全勝でした)


IMG_1368.JPG

先生の公演のポスター激写


IMG_1323.JPG

ちなみにこっちは、街の各バス停に貼ってあった公演スケジュールのポスター。
はい、もろ誤字ですね。


川本サポーター大集結ですごくすごく楽しかったピルゼン滞在時間もあっという間に過ぎ去って、27日の朝に、川本カーに乗り込んで、ピルゼンを発ちました。

この日は一日がかりで大移動です。

まずピルゼンから数十分西にはしったところで、最初の国境、チェコ=ドイツ間をまたぎました。
チェコが最近シェンゲン協定に加盟したので、パスポートコントロールは一切なし。


CIMG9085.JPG

先生がわざわざ関所に一時停車してくれたけど、なーーんもなくて、景観も普通で、ちょっとがっかり・・・。

でも、この車内で先生が何気なくしてくれた言霊のお話は、今でもがつんと胸に刻まれていますよ!
素晴らしい進言を、ありがとうございました!!


ドイツ突入してしばらく走って、先生の新しいおうちに立ち寄りました。
ドイツに永住権をもってる先生は、今もドイツのはじから毎回チェコ通勤してらっしゃるんです。

噂には聞いていたけど、すんごい風光明媚で美しいところ。
窓からの眺めも、おうちの可愛らしさも、全部がうらやましかった。。

私はせっせと先生の写真のトリミング補正に精を出していたのですが、いつの間にか男女でくつろぐ部屋が分かれてしまっていて、私の傍らで繰り広げられていた“指揮者婦人会”の談話が、実に興味深かったです。

指揮者の奥様って、もうそれで立派なひとつの役職だと思う。
実務的にも、もちろん精神的にも、国際的に活躍される指揮者を支える立場にある最愛のパートナーたちは、ある意味で本人たち以上に逞しく、健気。
一緒に大きな夢の続きを追いかけようと覚悟を決めているのが、ひしひしと伝わってきて、私まで胸が熱くなってしまった。


そして帰るまえに奥様からいただいたお昼ご飯が、この旅はじめての(正確にはイナリ寿司以来の)純日本食!!
しかも、このバルト海産サーディンを使った炊き込みご飯は、前回先生の旧宅を訪ねたときも、帰りに先生自らが握り飯にして持たせてくれた、思い出の味でもあります(笑)

それはもう、嗚咽がもれそうなくらい、お出汁と仙台味噌の味が五臓六腑に染み渡りました・・・


IMG_1381.JPG

本当のお別れ前に、先生と。

ほんまに今回はいろいろありがとうございました。
これから社会に出て行くのを前に、実にたくさんの刺激とパワーを与えてもらえました。
次は、絶対に夏に東京でご馳走させていただきます!



そして今度は米津さんの車に乗り込んで、さらにドイツを南下します。
どんどん、山並みが「アルプス」らしくなってきます。

外が暗くなりきる手前、ミュンヘンを抜けて、ようやくオーストリアとの国境を通過!
わおー久しぶりのザルツブルクだー!
立ち寄る時間はありませんでしたが、中野先輩、元気にやってらっしゃるでしょうか?

確かこのあたりから、なかなか雪がひどくなってくる。
けれど、あるときぴたっと止んで、すぐに満点の星空が顔を出して・・・
大移動してると、当然ながらお天気の変化もめまぐるしいものです。

オーストリアをひたすら横断して、お二人のホームタウン、そして私のつぎなる目的地、スロベニアの首都リュブリアナに到着したのは夜の9時ごろだったでしょうか。

みなさん、長旅、本当にお疲れ様でした。
特に、たった2回の休憩だけで、ずっとお一人で安全運転してくださった俊広さん、本当にありがとうございました!!


リュブリアナのホステルに送っていただく前に、夕食を・・・ということで、あえてスロベニア料理ではなく、奥様の発案によって市内のとある中華料理屋さんに行ったのです。

実はここは、奥様がスロベニアにやってきて初めてかかったホームシックで、ついに何もたべられなくなってしまって、そのときにお二人ですがる思いで来店したお店だったのだのだとか。
で、ここのスープを一口飲んだ瞬間、思いがけず、美味しいという前に涙がつたったのですって。ええ話ですねえ。

お料理自体も、海外の中華料理屋としてはなかなか例をみない日本人好みの美味しさ。三人で感嘆の声をあげながら、無条件に心身に染み渡る懐かしい味とスロベニアビールを存分に楽しみました。

この素敵なご夫妻のことや、今回川本先生を通じて知り合えることになった、スロベニアを拠点にされる指揮者米津俊広さんのご活躍のことなど、是非是非また改めてこのブログでも発信していきたいところなので、取り急ぎ、彼のホームページのリンクを張っておきますね。

http://web.mac.com/yonezu72/Site/Welcome.html

ついでに(?)川本先生のも。

http://www.kojikawamoto.com/jp/


ちなみにご夫妻には、そのあとのリュブリアナ滞在中にも、素敵なおうちにお招きいただき、美味しいお手製ご飯までいただいたり、どんどん将来のことで話が弾んだりと、ものすごく有意義で楽しいひと時を過ごさせていただきました。
お二人とは、なんだかまだまだこれからも、離れた場所にいながら、深い、素敵な関係が深まっていく予感がしています。

というわけで、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
いろいろと、本当にありがとうございました!!



ええと、そしてザグレブで再会したのが、留学中に同じゼミにいたクロアチア人、ダニエラと、その彼氏さんのゴルダン。


IMG_1855.JPG

もういまだからぶっちゃけられる話ですが、ダニエラとは、留学中(というか人生において)後にも先にもなく、一度 the 女のバトル? を繰り広げたことがあるのです!!


当時の事件を知るごく限られたメンバーに、ダニエラの家に行くというと、唖然とされました(笑)

でももちろん、留学を終えるまでに昨日の敵は今日の友〜になってましたけどね、ちゃんと。だから今回も、クロアチア遠征を決めたんだし。


彼女もまた、二日間まるまる会社の休みをとってまで、ミヒャエラに負けず劣らず完璧なおもてなし&ツアコンを努めてくれました。

初日はザグレブ観光。旧市街はひたすら歩いて、さらに彼女の車で、ツーリストではなかなかいけない、ちょっと離れた場所の建築探訪までがっつりつれてってくれて。

あらゆる場所での彼女の解説が、これまたどこのガイドさん!?と思わせる無欠・周到さ。年代、様式、特色、時代背景、なんでもござれですらすら答えてくれるのです。
効率よいルートもちゃんと事前に考えてくれてたそうで、一日でこんなにも!?というほどたくさんのものを見てまわれて、途中に立ち寄ったケーキ屋さんやカフェの味まで抜群でした!


夜は毎食、外食ではなく、彼女たちが時間をかけた、お手製郷土料理をふるまってくれました。とくにゴルダンの料理の腕前は秀逸。素材も、お肉、野菜、チーズなど大半が、そもそも自家製なのです。


IMG_1679.JPG

そう、この日の夕食には、近くに住む、ゴルダンのお姉さんとそのご家族も招待されていて、みんなでにぎやかにいただきました。

二人のおちびちゃん、もちろん言葉わかりませんけど、あっというまになつかれて・・・というか、完全に私おもちゃがわりにされて、叩かれるわ髪引っ張られるわ飛びつかれるわ、さんざん。

そんな憎たらしいおちびちゃんたちも、別れ際には寂しさを隠せず、「次はいつ会える?」と聞いてきてくれたり、「私、まだアヤナにキス出来てないの・・・」なんていって帰るのをごねたり、いやあ、やっぱりなんだかんだで、最後は子供ってかわいいなあ。むふふ。


二日目は、またもや彼女の運転で、ザダルという、ザグレブからなんと300キロも離れた海岸沿いの町までエクスカーションしてきました。


IMG_1755.JPG

この小さな街は、ローマ時代の遺跡の名残がそこらにあるとてもエキゾチックな街で、かつ海のそばだから本当に気持ちいい。
そしてシーフードが抜群にうまいっ!!

とくに感激したのが、海岸沿いに、国内のとある建築家の発案によって、なんと水平なパイプオルガンが組み込まれた岸が続く場所があるのです。

言葉だけでは仕組みを説明しづらいですが、要は潮の満ち引きや波によって入り込む空気圧の違いで、絶えず、あのパイプオルガンのランダムな音色が、そこここから聞こえてくる、それは不思議で愉快な海岸なんです。身を任せているだけで心地よい、自然から生まれた音のあそび。


ついつい日の入りの時間までのんびりしてしまって、帰りは夜の予定のために、なんとALWAYS時速160キロごえでハイウェイを爆走することに。

いつぞやの戦いのことなんてなんのことやら〜(一応最後まで互いの地雷は踏まないように気を使いあってましたが・・・笑)、二人ともスピードに負けないハイテンションぶりで、留学時代の思い出に浸ったり、最近自分の生活のなかで考えてることを伝え合ったり、話題は終始つきず、でした。


私がこの日サラエヴォ行きの夜行に乗り込むまでに、ザグレブの隣町にある彼女のご実家に寄って、夕飯をご馳走になってきたのですが・・・

一言で言って、この家族、 超パワフル!!!!


IMG_1852.JPG

体格に比例して、テンションの高さも尋常じゃなかったです。
とくに、写真でがっしり私の腕がためをしてるダニエラのおばあちゃん。


誰一人英語が喋れないので、肝心なとこはダニエラの通訳にたよりつつ、あとはずっと「ダー(YES)」か「ドブロー(GOOD)」とだけ言ってテンションをあわせておく他ありませんでした。


なんせ、こんな小さな町にいきなり物珍しい東洋人が来たってことで、ほんと皆さん大盛り上がり。
次々にいろんな料理を勧めてきて、そのたびに「ドブロー」とだけ言う私を見て、いちいちぎゃぼーーっとテーブルひっくり返しそうなほど大ウケ。(あまりにウケがいいもんだから、イントネーションが同じだけに、だんだん自分が、クロアチア版世界のナベアツにすら思えてくるほどだった)

さらには、隣の家のおっちゃんまで騒ぎを聞いてかけつけてくる。

で、みんな一様に、

「この街に嫁にこないか?いい婿紹介してやっから!」

と、真剣に嫁ぎを勧めてくる始末。隣の家のおっちゃんなんか、ほんまに息子さんの写真もってきて見せてきたし。


もうなにがなんだかの異様なムードのなか、どっさりと(やや怪しげな)お土産をもらって、ひねりつぶされそうなくらいの力でハグしてもらって、さびしいけどお別れ。

あのにぎやか過ぎる家を出てきたあとの寂寥感といったらなかった(笑)


最後はダニエラとゴルダンに見送られて、スロベニアまでのしっとりとした旅とは一転したにぎやかクロアチア旅を終えたのでした。



ああ、もうここまででどんだけ書いたかわからないが、ここまで書いたからにはあと一件!ホットな今日のこと。


無事にヴァンター空港に帰国して、ヘルシンキに出てきて、中央駅で待ち合わせをしていたのが、昨年のフィンランド国内のあらゆる賞を総なめにして一躍有名になられた映画監督、Petri Kotwicaさん。

彼との信じられない出会いについてはこちら参照。


あれ以来、メールやFACEBOOKでコンタクトを取り続けていて、私がフィンランドに来たときには是非ヘルシンキで再会しようと約束していました。

とはいえ、今や世界的に活躍されてる偉大なお方なので、最近はフィンランドを不在にしていることも多くてなかなかお互いの時間があわなかったのですが、今日の夜、いろいろお仕事も残っている多忙ななかで時間をつくってくださり、本日無事に再会!!
この国でまさかのジャパニーズ・アクトレスとしても活躍中の舞さんも、合流してくださいました。

それにしても、有名人さんと、ふつーに中央駅の人が一番通る切符売り場前で待ち合わせできるこの国のスケールと寛容さがうらやましい(笑)


ぎりぎり日没前の時間に待ち合わせていたので、夕食の前にと彼が提案してきてくれたのが、

一緒に、オタニエミをメモリアル。ウォーキングしにいこう!

という素晴らしいプラン。

世代こそ違えど、お互いの学生時代の思い出の地であり(ペトリさんも、4年間オタニエミに住んでいた。大学は途中でやめてるけど。しかもなんと、同じマンションにすんでいたことまで発覚した!!)、かつ、二人を結びつけた映画の舞台の町を、監督さんと一緒に歩けるなんて、このうえなく贅沢な時間ではないですか!


IMG_2774.JPG

メインビルディング前に車を泊めて、ロケの中心であった建築学科棟、二人ともお気に入りの海岸沿いの白樺林、今も昔も変わらず学生たちに愛されるサウナ小屋、そして20年の時を経てそれぞれが住まわっていたjAMERANTAIVAL 11のアパート・・・と、ぐるりとオタニエミ学生村を一周。


ペトリさんと喋っていて、ここでの学生のすごし方って、ほんと20年前と何も変わってないんやなあと実感。

ヘルシンキからたった15分なのに、なーんにもない、都会から隔離された小さな学生村(もはや森)だけれど、だからこそ、長年ライフスタイルにも大した変化もおきず、いつの時代も、学生は自然の中でサウナと野外ビールだけを楽しみにのんびり生活していられるんやろうね。
これからも、ずっとここはそんな感じなのでしょう。

またいつか遊びに戻ってこられたときに、今と同じような穏やかな気分にさせてくれる不変の学生村であってほしいものです。


そのあとはヘルシンキに戻ってきて、ラハティにスキー観戦にいってた木内さんとも合流して、四人でフィンランド料理レストランで夕食。
帰り際には、舞さんのおうちまでしっかり贈ってくれただけでなく、私のでっかい荷物を四階まで運んでくださって・・・

正直、天下の映画監督さんが、完全にポーターになってしまってるその異様な様に、感謝しつつも笑いがもれそうでした、ごめんなさい。

前作のとあわせてDVDなどもいただいたので、また帰国したらゆっくり鑑賞しようと思います。



最後のほう、駆け足すぎて感動の薄い文章になってしまいましたが、とにかく会う人会う人、あまりに魅力的過ぎて、そのたびに濃密な時間を共有させていただいてます。
まさに今回は、素敵な人たちにもう一度会うための旅、という感じです。

明日明後日もそんな感じを引き継いで、あっという間にタイムリミット・・・となるのかな。


あ、隣の部屋で作業中のまいさーん、帰る前に写真一緒にとりましょうね!!
(今日一緒に撮ったと思ってたら、ペトリさんのカメラだけだったみたいで・・・笑)


ではでは、あしたもはやそうなので、今日はおやすみなさい。


2009.3.8.Sunnuntaina
ayana@espoo,fi
posted by ayanya at 09:33| Comment(0) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月08日

これぞローマの休日

IMG_2718.JPG


IMG_2722.JPG


IMG_2731.JPG


一日限りのローマ観光、これまで培ってきた旅の勘とフットワークを最大限に発揮して、1日でこんなにたくさんまわれて楽しめるか、というくらい、効率よくあらゆる見所を押さえて堪能してきました!

ひたすら南下を続けてきた旅の最後に相応しく、日中20度を余裕で超える、このうえない最高のお天気!

ああ、日差しと道行く人々の笑顔がまぶしすぎる!!


そりゃあイタリアンはあんだけ朗らかでいられるよと心底思います。
ナンパのひとつやふたつ、せずにはいられんでしょうね。ハイハイ、わかります。

混雑した地下鉄のなかですら、お茶に誘ってきたり、合唱したり、堂々とバイオリン弾いてるおっちゃんだっているもんね(まあ、たしか宮村先生と後藤先生も、かつて阪急の終電で酔って楽器奏でまくった(しかも結局ウマイ)という武勇伝をお持ちでしたが)。


しかも、ローマって、やっぱすごいわ!!

何につけてもスケールと歴史のスパンが違う・・・。


個人的に目的にしていた、街のあちこちに点在するベルリーニの彫刻探訪も満足にできたし、ずっと憧れていたパンテノンの内部空間とミケランジェロの最後の審判も目に焼き付けてこれたし、この旅8カ国目のバチカン市国も到達できたし(笑)、ここぞとばかりに美味しいものたべまくったし、最後はスペイン広場から息を呑む美しい夕日を拝めたし・・・


嗚呼もう、今日という日に悔いなし。


正直、この最高の「ローマの休日」のあとに、明日はまた寒いフィンランドに逆戻り・・・というのが、ちっとも気が乗らない・・・。

もちろん、そのあとに、この素晴らしすぎた旅を終えて日本の日常に戻らなければならないことも。


ともかく、今日で南下&再会の旅にピリオドをうち、明日のお昼前の便で、ヘルシンキに戻ります。

今回の流浪の日々、場所が場所だけにハラハラ見守ってくださった皆さん、心配して随時メールをくださった方、ご心配おかけました、そしてありがとうございました。


ではでは、次はまたフィンランドから、Ciao!

2009.3.7 Lauantaina
ayana@rome,it

posted by ayanya at 05:46| Comment(0) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

せんとくんの旅立ち

IMG_2224.JPG


IMG_2252.JPG


IMG_2086.JPG


IMG_2117.JPG


IMG_2401.JPG


IMG_2327.JPG


IMG_2405.JPG


IMG_2229.JPG


IMG_2326.JPG


今朝、一レフカメラケースにつけてた「せんとくん」ピンバッジがなくなっていることに気づきました。
(※一応ことわっておきますが、同名・同ヘアスタイルの同期バイオリニストのほうではありません)

昨年奈良の談山神社で、ひとつ100円で叩き売られてて、哀れに思ってひとつ買って以来、とりあえず・・・とケースにつけっぱなしでした。

ああ、どこで落としちゃったんだろう。

でも確かリュブリアナでは見てちょいといじった記憶があるから、ザグレブかサラエボあたりだろうか。


あの奇妙奇天烈な風貌のピンバッジを、例えば街で物乞いをしていた子の一人が拾って、蚤の市のおっちゃんにお駄賃で買ってもらえて今日一日を食いつげていたり、さらに売り物の卓上で地元の客の眼にとまり、まあなんて斬新だけど心顕れる容姿なのかしらと崇められはじめ、見る見るうちに新参信者がふえて、いつの間にかせんとくん信仰がこの地域の多信仰多民族の断絶を円満解決・・・


なあんてことになってたらな、としょーもない想像しつつ、彼の思いがけない門出を小さく祝福しておきました。



で、ここ数日はといいますと、サラエボから、モスタルという南方の町を経由してボスニア・ヘルツェゴビナを脱出し、再びクロアチアにやってきました。

南下したのにまたクロアチアとはどういうからくりになっているのか・・・は、地図を見ていただければおわかりでしょう。
アドリア海に面したクロアチア最南端のリゾート地、ドブロブニクに行き着いて、しばらく歩を休める。

ちなみにモスタルからここまでバスで来るのには、両国を出て入って・・・を何度も繰り返すことになり(ボスニアも数キロだけアドリア海沿いに国土を持っているので・・・)、そのたびきっちりパスポートを見せなければならないので、かなり厄介やった・・・。
途中休憩した場所も、毎回もはやどっちの国かようわからず、一緒のバスで旅してたポルトガル人が、「コーヒー買うのにどちらの通貨で払わされるかわからん・・・」とぼやいてました(笑)


このドブロブニクも、今でこそ世界中から観光客を集める一大リゾート地としての復興を果たしつつありますが、ごく数年前まで、独立戦争でセルビア軍に攻め入られて戦火にのまれていた街のひとつ。

コバルトブルーの平和そのものの海に囲まれた旧市街にも、その傷跡を静かに伝える記念碑やミュージアムが点在していて、ただただリゾート気分!というわけにもいきませんでした。

でも、ここらでとれる新鮮なシーフードを食べるひと時だけは、我を忘れて(というか記録撮影しとくのを忘れるほど)堪能しましたけれどね!
生ガキ、金目鯛っぽいののブイヤベース風煮つけ、海鮮リゾット、嗚呼どれも最高やった〜〜


そして先ほどアドリア海を渡って無事にローマに上陸し、いよいよ旅路にも終わりが見えてきました。

このあとヘルシンキに戻って、来週の水曜日の朝には大阪に戻ります。

関西のみなさーん、3月はぎりぎりまで神戸にいるんで、今から飲みの約束随時受け付けまっせ〜!


2009.3.6.Perjantaina
ayana@roma,it
posted by ayanya at 07:15| Comment(2) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月05日

ボスニア・ヘルツェゴビナ縦断中

IMG_2020.JPG


IMG_2027.JPG


IMG_1933.JPG


こんにちは、最近、旅している場所が場所だけに?なかなか優良なネット環境にも恵まれず、近況報告も滞っていますが、ともかく、相変わらず身も心も健康な状態で、のんびりと未知なる街歩き&再会の旅を続けています。


昨日の夜、しばらくお世話になっていたザグレブのダニエラのおうちを離れて夜行バスに乗り込み、今朝一番に、この旅6カ国目となるボスニア・ヘルツェゴビナの首都、サラエヴォまでやってきました。

ザグレブ発の夜行バスの乗客は、私を含めて、たった4人。

そのうちひとりは、睨みのきいた警官・・・。


クロアチアとボスニアの国境検問所をまたいだのは真夜中だったのですが、うつらうつらしているところを起こされて、なぜか英語ではなくドイツ語でのやりとりに引きずり込まれ、こっちが一生懸命単語を思い出しながら対応しようとしてるうちに、結構むりやりにパスポートを取り上げられてしまいました。

ちなみに、今回は変な尋問はなかったけど、その前にスロベニアからクロアチアにはいるときは、電車の中で、ロシア行き以来のイヤな一悶着があったんです。

入国審査、つまりクロアチア側の検察官が、私のパスポートにプラハ入りしたとき以来のハンコが全然ないのをなぜか疑い始めて、何日にどこからどういうルートまでリュブリアナまで来たのか・・・ということを事細かに私に喋らせだしました。

事情は単純で、チェコからドイツまで川本先生カーで、ドイツ〜オーストリア〜スロベニアまでを米津ご夫妻のレンタカーですり抜けてきただけなんで、ハンコがないのも当然だし(チェコもついにシェンゲン協定に入りましたからね)、移動を証明する切符もなにもないんだけど・・・。

そもそもこの人自体も大して英語できないし、私がいちいち噛み砕いて言うことさえも、なかなか理解もしてくれない。おまけに、とっくに期限切れたフィンランド滞在のビザを見て、「ふーん、おまえはフィンランドに住んでるのか」みたいなとぼけたこと言ってくるし、そんなレベルの人がいちいち根掘り葉掘り探るなって話よ、まったく。

まあ、そのときもなんとかパスポートは返してもらって、最後明らかにキレ気味だった私に「大変だったね・・・」と労いの声をかけてきた、向かいに座ってたクロアチア人さんと、そのまま結構話が弾んで、ザグレブまであれこれ喋りながら過ごしていたんです。
その人とはプラットフォームで別れて、私は無事にダニエラと再会し、その翌日、朝から彼女とザグレブ観光に出かけようと家の扉をあけた瞬間・・・

「アヤナ!!」

なんと、やはり偶然彼女の部屋の向かいの扉から出てきた男性が、昨日電車で一緒になった、あのクロアチア人さんだったんですよ!!
もちろんダニエラも彼とはお知り合いで、三人とも、互いが互いを知ってる事実に唖然・・・(笑)

「偶然」って言葉にありがたみが感じられないほど、結局、世界はいつでも狭いもんですね・・・。


うわーどこまで話が飛んだんだ!?


閑話休題、そうここはクロアチアとボスニアの国境。

そのまま眠気と不安のあいだを彷徨いながらしばらく待機させられたのちに、無事に入国印の押されたパスポートが返ってきて、バスは何事もなかったように再発車してゆきました。


IMG_2045.JPG

一体どんな印が押されてるのやら・・・とちょっとわくわくしながらパスを開いたら、はい、見ての通り、明らかに査証ページじゃないとこにフライングして押されてました・・・。

ふうん、同じ地名も、ここではキリル文字が先に書かれるものなのか。
世界史を学んだ方は知っての通り、この複雑な多民族国家は、事実上ふたつの地方政体によって土地も言語表記も分割されています。
ムスリム人とクロアチア人による「ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦」では通常のラテン文字が、セルビア人による「セルビア人今共和国」ではキリル文字が・・・という具合です。
両替してもらったお札も、おんなじ額の紙幣でもいちいち、それぞれが優勢になったものが二種類あるんで驚きました。



さて、今日一日限りの滞在だったサラエヴォの街歩きを終えて、何を、今ここで、一番に書きとめておくべきなのか・・・ちょっと思考が整理できないほど、やはりこの街ではいろいろなことを考えさせられ、また、胸のなかを騒がしくかき乱されるような思いを幾度もしました。


痛たましい弾痕が至るところに残されたままの界隈、明らかに思想のかみ合わない宗教の象徴が混在する路地、第一次世界大戦の火蓋をきったあの事件の勃発現場、そして、これ以上互いの地雷を踏み合わないために、自分が何者であるかという抜本的なルーツを人前で隠して生きることにした悲しい人たち。


私がこの世に生をうけて、日本という豊かな国で不自由なく育った同じ時間のなかで、この弾痕は増えていってた。

「私たちは、戦争を知らない」と簡単にいう。


一方で、今のご時勢「世界は狭い」なんて笑い飛ばす。


けれど、ちょっと場所が離れているだけで、自分が生きている時代にだって、確かに戦争はあった。そして今でもどこかにある。

他人事でやれやれよかった、と、あとは知らないふりをして、私たちは、ありがたみを失った平和を貪っているのに過ぎなかったのだろう。


今、ひとまず安全に、けれど常に一歩一歩、何かへの不安をぬぐえないまま、一過の旅人としてこの街を歩いている自分の存在さえもが、不純で無責任で申し訳ないような、歯がゆくていたたまれない気持ちにしめつけられ続けました。


IMG_1905.JPG


IMG_1907.JPG


IMG_1911.JPG


そして、そんなうつろな感覚のなかで、もっとも象徴的に胸に刻まれたこの街の色が、「赤と白」でした。


赤は、この街を囲む険しい山のすそのから斜面まで、びっしりと建ち並ぶ民家の屋根のレンガ色。

白は、やはり街のそこここにびっしりと建ち並ぶ、罪もないのにあっけなく死んでいった市民の、大量生産されたかのごとく無機質で個性のない墓石の色。

街はあちこち、この墓の群集によって造られた白い野だらけなので、そのうち、ひょっとしたら山の上部が溶け残りの雪で白く見えるのも、そこに墓地があるからなのではないかとさえ思えてきたほどでした。


生と死を象徴する二色が住み分けしている景色の連続は、見ていてただただ辛かった。


このまま、赤の灯りがみんな消えた、白ばかりの街にだけは、どうかなりませんようにと必死で願うしか、近くて遠いわたしにできることはない。


2009.3.4 Keskiviikkona
ayana@sarajevo,ba
posted by ayanya at 06:00| Comment(0) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月02日

Greeting from Zagreb

How is it going everyone??
Just wanted say hello (actually "good evening" here though...) from Zagreb, the capital city of Croatia.

Sorry now I can read Japanesetext, but not write it.
I cannot also put photos because the internet connection speed is fucking slow here...

Anyway, I am fine!!
In these few days i was passing through Plzen, Kawamoto'sensei's place in German, Austria, Slovenia...then finally in this evening arrived at Zagreb.

Now I am staying at Danijela and her boyfriend's appartment quite near from the center of the city. Oh she is my school mate in Finland.
They welcomed me with great hospitality, and after the dinner they gave me a lecture about Yugo's history with their own experiment, with using detail map.
Everything was really amazing and also shocking...
One of the main purposes to travel this country (and also Salajebo) is developping my understanding about the dark and complecated history around Yugo.

Well i am not sure when i appear here next time...anyway don't mind. From now on I am sure to take care more on my behave.

See you soon and take care!

2009.3.1 Sunnuntaina
ayana@zagreb,hr




by the way suddenly my boss at lab. gave email with many text in Finnish and asked me to translate them for him (because he will organize some kind of conference of settlement in Finland soon).
Umm of course it is my pleasure to help my boss with my Finnish skill but...why...now...in Croatia...orz



posted by ayanya at 11:13| Comment(0) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月27日

シェフ川本貢司×ピルゼン

IMG_1354.JPG

昨日の午後から、チェコ西部の町、ピルゼンに来ています。

かの有名なピルスナービール発祥の街、そして、我が恩師、川本貢司先生が昨年よりシェフを勤めるピルゼン放送交響楽団のホームタウンです。


街は、非常にこじんまりした中に、格調ある中世の町並みがぎゅっと凝縮されていて、もちろんビール工場もセントラルからほどないところにでんと構えていて・・・いかにもビールを愛するチェコの地方都市らしい、とても素敵な雰囲気を持っています。


昨日の到着後に、すぐさま先生が奥様共々ホテルまで迎えに来てくださって、約2年ぶりのにぎやかな再会を果たしました。

ま、先生をご存知の方には説明するまもなく、「相変わらず」です(笑)


さらに、今スロベニアの首都リュブリアナを拠点にご活躍なさっている、川本先生と近しい日本人指揮者の方もご夫妻で遊びにいらしています。
(実はたまたま次の私の目的地がリュブリアナなので、幸運なことに、明日車で一緒に連れて行ってくださることになりました!ああ、斡旋してくれた先生、ご夫妻、ありがとうございます。)

なので昨晩は日本人5人で、先生一押しの、町で一番古いというビールバーに連れて行っていただき、それはもう絶品のご当地ピルスナービールとチェコ料理をとめどなくいただきながら、お店が消灯する瞬間まで楽しいひと時を過ごしました。


そして今日は朝から、今晩の先生の本番のゲネプロを見学させてもらったんです。


ホールが、外観内観ともに息を呑む美しさ。

こんなにすてきなホールをもつ、由緒ある楽団に、なんと団員からの署名によって正式に迎えられたというマエストロが、これからさらに円熟していく世代の日本人指揮者、しかもつい数年前に大阪の地で共演させていただいた先生だなんて、もうそれだけで大いなる誇りです。


変な話、筋書きは、モデルですか?っていうくらい、ほーんとのだめの千秋サマそのものなんですよ〜
→えいやと日本を飛び出してきて、国際コンクールでタイトルとって、いろいろと不遇を抱えていたとあるオケに迎えられて、どんどんオケが変わって、先生も変わって、回を重ねるごとにお客さんが増えて今や毎度満席御礼・・・ってね(笑)

ただし、日頃の「俺様」っぷりは、この方のほうが断然上回ってますよ。間違いなく!

そして、私自身がはじめてあった時からみても、あらゆる面でぐいぐいと凄まじく進化し、前進なさっています。
ほんとうに、恐ろしい先生です・・・。


実はこのゲネ中に、練習を拝聴するだけでなく、演奏中の壇上にのぼらせていただき、今後公式の場で使うための先生の指揮姿の写真を撮るという大役を拝命しました。

わたしは写真をとるのは何よりも好き。そしてこの数年で、多少はちゃんと勉強もしたし、お仕事でもいくらか使っていただくための撮影の機会をいただいていました。

けれど、「動いている人」を撮るのは本当に初めてで、しかも、他にも大勢のプロたちが最終練習に挑んでいるすぐそばで、大きなシャッター音を発する機材を操作し続けなければならない。


最初は、長年こんな自分のことを本当に可愛がってくださっている先生のためにできることなら、とよろこび勇んでお引き受けしました。

大好きなプルチネルラを演奏している壇上に分け入って、その音を全身浴しながら、大好きな先生のエレガントな振り姿の一瞬一瞬を写し撮るチャンス・・・それは自分にとって、本当に至福の時間だったのはまちがいありません。


でも、どうやっても、私がこれぞ川本貢司だと思っているその一瞬が捕まえられない。

私の眼が見つめている先生のうごきはこんなに美しくて、5年前にビオラの首席から眺めていたのと同じ、幸せに満ちた素敵な表情をしているのに。

何回シャッターを切っても、不思議と、それは私のなかの先生ではないんです。

どうして?点の連続が線を紡いでいくのなら、一体その無数の点のなかのどこに、私のイメージの先生は潜んでいるのだろう?

そしてどうやったら、それをファインダー越しに見抜いて、長方形のなかに捕まえることができるのだろう?


ああ、これは楽器とおんなじだ。

自分のなかにほとばしるものが、私の腕とか、楽器とか、いろんなものを経由していくなかで、どんどん自分の未熟さによって貶められて、意とは違ったしがないものになってしまう。


渡されたカメラは、もちろん私のより格段によい性能のものだしどうメーカーなので扱いには困らなかったけれど、レンズがあきらかに遠くから接近するには向かないものだったし、ホールの構造上、どうしても先生に最高のライトがあたらず、まわりばかりが華やかに照らされてしまっている。

そんな条件の不遇さもたしか。
でもそれらを嘆く以前に、やっぱり自分が、今の自分では、だめなんだと愕然としました。


ただただ悔しくて、そして、それに反して自分の眼が見ている目の前の世界がなおも美しすぎて、もうわけのわからない複雑な気持ちにただ突き動かされながら、無我夢中にシャッターを切っていたら、ついに末席のバイオリン奏者の人に怪訝そうな顔でにらまれてしまいました。
そこではじめて私ははっと我に返って手を止めて、自分の子供染みた衝動の野放しに恥ずかしさと敗北感がこみあげてきたのでした。


先生、ごめんなさい。



もどかしさを胸に溜め込んだまま、そのあとは末席中央で裸の大型カメラを抱きかかえて、じっとステージを見つめていました。


ああ、やっぱり、自分の眼こそが最高のファインダーで、自分の耳こそが最高の蓄音機だ。


いつだって、余計なものを介さない本物が、そして本場本流が、最高で美しい。


でも、その運命的な現実を、なにくそ努力と根性で乗り越えなければ、自分に勝てない瞬間というのは人生で幾度も訪れる。

我々は人生において、つねに試されている。

その高い壁を越えたとき、人間は奇跡をうみだせるもの。



ついさっき、自分はその土俵であっけなく完敗した。

けれど、目の前の先生は、いろいろなものや不遇をも背負って、今、故郷の真裏の、言葉も思想も違う人たちのなかで、なにに臆することなく、一瞬一瞬、必死に戦っている。

自分を愛し、人を愛し、そして人に愛されながら。


決して大きくない先生の全身の身体運動と、繊細なしぐさと、両者にとって母語ではないはずの完璧なドイツ語の指示に、異国のオケが喰らいつき、ときに操られるように、すなおな音色と表現で答えていく・・・ああ、私はいま、天才を「授かった」ではなく「勝ち取った」人間の、ひとつの奇跡を目の当たりにしているんだなあ。


音楽の高揚とともに、その思いに至った瞬間、もうどうしようもなく涙が噴出してきて、自分でも驚き呆れるほど、泣き崩れてしまった。
こんな泣き方したの、いつぶりだろう。

てか、あほや・・・まだゲネなのに。。。


なんとかステージを終えて先生が降りてくるまでには、涙もがしがしぬぐって平然を装いきれたはずですが(だって、今そんな姿見せたらぜったい弄られるやろうから・・・苦笑)、はやばや楽器をしまって退出していった楽団員さんには、この東洋人は、なにあんだけ写真とって、しかもぼろ泣きしてるんだ??と、さぞかし不思議に思われたにちがいない・・・


お昼ご飯を食べながら、残りの4人のプロの音楽家さんたちが先のゲネの出来などについて議論している内容は、正直私にはまーったくついていけませんでした。

彼らにはやはり、同じ場所で同じ瞬間に同じ音楽を聴いていても、私には聞こえないものがたくさん聞こえているし、また、たくさんのことを感じ考えている。

私は、その高みに一緒に到達できるようなよい音楽家にもよい聴衆にもなれないけれど、でも、「人」としての先生や皆さんのすごさに負けじと、自分の道の上でこれからも努力をすることはできるはずだし、そうあらねばならないと思う。

何か自分なりに、自分の人生のうえで奇跡を起こしてみたい。



さあ、文字に思いをぶちまけているうちに、本番開演まで一時間をきりました。

ちゃんと顔をあらってお化粧しなおして、お気に入りのカエルハンカチ握り締めて、今からもう一度あの素敵なホールに行ってきます。

ピルゼンの町のみなさんと、素敵な時間を共有できますように。


2009.2.26 Torstaina
ayana@plzen,cz
posted by ayanya at 02:23| Comment(0) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月25日

PRAHA ZOO

IMG_0831.JPG


というわけで、つづいて動物園のほうを。

はっきりいって、このプラハ動物園は、いろんな意味で最先端をいってます。
コンセプトは、とにかくできるだけ人と動物の間に残酷な檻をつくらないこと。


IMG_0900.JPG

たとえば、ジャンプが苦手で、かつ水を嫌う習性をもつ動物のブースには、柵は一切作らず、スペースのエッジを水場で囲っておいてやるのです。
すると、動物たちが飛び越えてくることなく、オリなしで動物が見られる、というわけ。

ほかにも、そういうさまざまな各動物の習性を生かしたり、あるいはオリはつくらないけれど、空間の境界に無害ながら動物が近づきたがらないセンサーをはりめぐらすなど、徹底した工夫のあとがあって、そのおかげで、まさに直に間近に、動物を見ることができました。

実はこの動物園は、数年前の夏に、なんと二週間雨が降り止まない異常気象に見舞われたときに、モルダウ川が大氾濫を起こし、動物園ごと川の水にすっかりのまれてしまうという大惨事が起こったのだそうです。

そのときに、学芸員や地元の人々が必死に動物たちを救助する姿が写真展示でいくらか残っていましたが、それはまさに、ドラえもん・のび太の雲の王国を髣髴とさせる(わかるかなあ)惨劇をとらえていました。


そのあとに、各地からの義捐金とサポートによって、また同じ敷地に様々な工夫を凝らした次世代動物園をオープンさせることができて、今に至るそうです。


まあともかく、あとは彼らにぎりぎりまで近づいて撮りまくってきた写真の数々をお楽しみください〜



IMG_0829.JPG

憂いた眼差しのトラ。ああ、大阪が恋しい・・・


IMG_0841.JPG

こちらのチーターもなかめかしいなあ。まさに雌豹?


IMG_0889.JPG


IMG_0847.JPG

おさるさんよ、大志をいだけ。


IMG_0856.JPG

えらい気持ち良さそうに潜伏してるカバ。
なんかマリオワールドのウンババを思い出すのは私だけでしょうか。



IMG_0783.JPG

ごめん、きみの名前がわからない・・・


IMG_0803.JPG

こらーゴリラよ、ケツばっかりこっちむけるなー!


IMG_0795.JPG

フラミンゴの群列


IMG_0848.JPG

魅惑のブルー


IMG_0904.JPG

彼を見て、うめずかずおの「14歳」のチキンジョージを思い出した人、挙手!!


IMG_0868.JPG

すてきなお帽子ですね。


IMG_0876.JPG

皇居の皇族流あいさつを心得ている。


IMG_0777.JPG


IMG_0769.JPG

どこの国にいっても、ペンギンブースは子供たちに大人気ですね。


IMG_0830.JPG


IMG_0832.JPG


IMG_0846.JPG

あ〜やっぱり私は爬虫類両生類がすきやわ〜〜


IMG_0843.JPG

アナコンダ・イリュージョン


IMG_0839.JPG

親子で昼寝。


IMG_0887.JPG

モエ〜


IMG_0855.JPG

私は象さんよりも・・・


IMG_0898.JPG

きりんさんがすきです!


IMG_0895.JPGIMG_0895.JPG


IMG_0897.JPG

きりんのあかちゃん。キリンって、生まれてすぐにあの長い首がすわってるんだろうか。


IMG_0909.JPG

シメはしろくまくん


IMG_0910.JPG

のびーーー


IMG_0911.JPG

決めっ!!



IMG_0903.JPG

おまけ、園内からは、プラハの町が一望できて、これもまたスバラシイ。

海外に来てまで動物園なんて・・・といわず、プラハにお立ち寄りのさいは、是非PRAHA ZOOまで遊びに来てください!


2009.2.22 Sunnuntaina
ayana@praha,cz

posted by ayanya at 18:00| Comment(0) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボダニックガーデンinプラハ

IMG_0567.JPG

毎度重厚な中世の町並みの写真ばかりも飽きるので、ここらでちょっと観光旅行らしからぬ写真たちをば。


旧市街からモルダウ川を上流へと少しあがった郊外の丘に、プラハがほこる大規模な動物園と植物園が並んであります。

ミヒャエラのスタジオのボスがそのパビリオンのいくつかを設計したということもあり、また何より二人とも動植物鑑賞大好きでヘルシンキでもちょくちょくそういうのに一緒に行ってたので、今回もまた、年甲斐もなく遊びにいってきました。

ちなみに、プラハ城サイドから対岸にあるこの丘に着くまでに、ここらには橋が全然ないんです。国際河川だから大型船がたくさん行き来するので、跳ね橋をつくるべきなんだけど、予算的に厳しいからだそう。

その代わり、岸には渡し舟のサービスをやってるおっちゃんがいて、頼めば小さな船で対岸まで運んでくれます。
料金は、市内のトラムチケットを見せればそれで良いという(笑)


というわけで、第一弾は、植物園で期間限定でやってたアマゾン展の様子をしばしお楽しみください。


IMG_0584.JPG


IMG_0571.JPG


IMG_0587.JPG



IMG_0575.JPG

こいつら、いかにも虫食べそう。


IMG_0578.JPG

これはまさしくティンカーベル!


IMG_0588.JPG

これも、踊り子の妖精たちのよう。


IMG_05771.JPG


IMG_0589.JPG

このふたつ、顔に見えません?
ディズニーの不思議の国のアリスのワンシーンに出てきそう・・・


IMG_0592.JPG


IMG_0541.JPG

スイミー


IMG_0546.JPG

こいつら、人目もはばからず四六時中チュウしてた。


IMG_0553.JPG


IMG_0561.JPG


IMG_0597.JPG

おまけ、ワンちゃん連れて見に来ていたお客さん。

てか、熱帯雨林を模した温室は当然ながら湿気むんむんで、レンズが曇って大変でした。。。



posted by ayanya at 17:26| Comment(0) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雪のチェスキー・クロムロフでの祭事

IMG_0973.JPG


IMG_0966.JPG


IMG_0998.JPG


IMG_1005.JPG


というわけで、チェスケ・ブデヨヴェイツェの街から40分ほどバスに揺られて、世界遺産の街、チェスキークロムロフにエクスカーションしてきました。

ミヒャエラに、この二つの街は、プラハよりずっと南だし、多分プラハよりあったかくて天気もいいはず・・・と言われていたのに、ついてびっくり、まさかの大雪。。。

聞けば、やはり地元民でもびっくりするくらいの、この冬一番のドカ雪dayらしいではないですか・・・。

これまで自分は極度の晴れ女だと信じてきたけど、今回のチェコに限っては、それぞれの街に、フィンランドから冬の大将軍を連れ込んできてしまったのだろうか・・・


もうとにかく、行く先々視界は真っ白だし、自分もあっという間に雪まみれだし、石畳はめちゃ滑りやすいし、こんなときに観光客なんてほとんど見あたらないし・・・あれ、自分はなんで今こんなところをせっせと歩いてシャッター切ってるんだろう・・・と、自分の行動に疑問すら覚えながら、ともかく地図も何も持たずに狭い小路をひたすらうろうろしていました。

まあでも、雪だろうがなんだろうが、こういう迷路のような細い小道ばかりが続く旧市街を、あてもなくうろうろするというのは、なんとも胸が躍るように楽しいものですね。
ちょうど、フィンランドからついと足を伸ばして、エストニアのタリンを散策している気分に近いかな。

それにやっぱり、雪化粧された中世の町並みは、雰囲気たっぷりで本当に美しいものだし。


・・・て、決して自分に言い聞かせてるわけではないですよ。


IMG_1018.JPG


IMG_1028.JPG


IMG_1043.JPG


IMG_1042.JPG


IMG_1125.JPG


IMG_1048.JPG


IMG_1054.JPG


IMG_1072.JPG


IMG_1077.JPG


IMG_1091.JPG


IMG_1120.JPG

ああ、やっぱり写真を見返しただけでも寒々しい・・・



IMG_1050.JPG

ところで、近くまできてようやく、このカラフルな塔のブリック柄は全部平面へのペイントであることに気づく。

というか、お城にせよ街にせよ、ほとんどがそうして平面に、さも立体的であるかのような三次元ペイントが施されているのです。
不思議な街。


IMG_1066.JPG

これなんかもね。



IMG_1049.JPG

そういえば、はらはらとコートに着地してくる雪はほとんどが綺麗な六角形の結晶のかたちをしていました。


IMG_1052.JPG

神聖な彫刻たちも、もはや寒々しくて見ていて切ない・・・久々に、かさ地蔵なんて話があったなあ・・・ということさえ思い出しました。

そして極めつけは、彼。


IMG_1078.JPG

がーん・・・だれか、彼に、十字架ではなくちり紙を・・・


IMG_1135.JPG

教会のほうから、心かき乱されるほどにパイプオルガンの不穏な和音が響き渡っていて、しばらくひっそり中で拝聴させていただいた。
薄暗く、ひんやりしたゴシック教会の高い天井いっぱいに飽和している多重和音に、救いとか安堵とかではなく、なんともいえぬ畏怖心をかきたてられて背筋がぞっとしてしまった。


このあと、しばらく教会の前の小さな本屋さんでなんとなく時間をつぶして、さあもうぼちぼち帰るか・・・と思ってお店を出たら、何やら路上が騒がしい。


IMG_1137.JPG


IMG_1138.JPG

みると、こんな感じでハデに仮装した大人から子供たちまでが、石畳の狭い路上にわんさか。地元民と思われるギャラリーも大勢入り乱れていて、道が完全にふさがってしまっています。

こんなに寒い雪の日に、一体なんのお祭りが!?


IMG_1160.JPG


no


IMG_1162.JPG

ほどなくして、リーダーと思われるおじさんの合図と共に、ブラスバンドがマーチを奏で始めて、仮装行列が広場に向かってパレードを始めました。
なんかぎゃあぎゃあと独特の騒ぎ声を上げてて、ギャラリーもそれをはやし立てるような囃子を入れてて、さっきまでの、あの静かで寒々しかった街が嘘のよう・・・


IMG_1189.JPG

やがて広場にたどり着いたご一行は、あちこちに散り散りになって、ある人は民謡のようなものを歌いながらぐるぐると輪になって走り回り、ある人はモダンバレエのような奇妙な踊りを披露し、またある人は、人間の等身大の人形を無残に地面に放り投げながら、きゃっきゃと群集のまわりを動き回る・・・


どこもここも、寒さでおかしくなったのかというほど狂気染みていて、しばし呆然と眺めていたのですが、ふと我に返って、隣にいた若いお姉さんに真相を尋ねてみると、これは毎年、イースターの40日前に街を挙げて行うマスプストゥ(というように聞こえたと思う)というこの街の伝統行事なのだそうで、この日には贅沢を謹んで、かつ、このように夕方から仮装をしてたくさんの儀礼やパレードを行うのが慣わしなのだそうです。
へぇ〜偶然ながら、面白いものに立ち会えたもんだ。

イースターというと、「春のお祭り」というイメージが強いだけに、今日はまだこんなに雪に見舞われた寒い中での前祭だけど、たった40日後にはこの街にも春の訪れが感じられるようになっているのか・・・と思うと、何やら感慨深いものがあります。


まあ、そんな感じで、いろいろと面白いものも見られたので、まんざら寒々しいだけの旅でもなかった、というべきでしょうな。

明日はブデヨヴィツェ市内を観光したあと、ピルゼンの町に向かって、またひとつ大きな再会を果たしに行きます!
雪はもう十分堪能したんで、明日こそは晴れるといいな。


2009.2.24 Tiistaina
ayana@cesky-kromlov,cz
posted by ayanya at 06:15| Comment(2) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月24日

空前絶後の快適貧乏旅

IMG_0928.JPG

IMG_0929.JPG IMG_0927.JPG


というわけで、夜明け前にミヒャエラのお父さんの車でバスターミナルまで送ってもらい、ご家族みなさんとフランタ、ミヒャエラに見送られて、バスでチェスケ・ブデヨヴィツェの街までやってきました。
お母さんが、庭で取れたプラムとベリーを使ったタルトとりんごをたっぷり持たせてくれて、しばらく間食には困らなさそうです。

バスがすごくって、600円そこらで二時間の長距離移動ができるうえに、バスの中ではネットも繋がり、ドリンク飲み放題、DVDまで見れてしまうという快適さ。


しかも、到着して真っ先にチェックインしたホステルが、もはやありえない快適さ。
シングル部屋でも一泊たったの1300円なのに、日本のビジネスホテルさながらのベッドとダイニングテーブル、さらにはセパレートのトイレと洗面所、シャワーがシングル部屋に全部完備されているんです。
しかもなぜかシングル部屋なのにベッドがふたつ。

ネットももちろんつなげるし、改築したてで、とにかく清潔でキレイ。

受付のおばちゃんは英語は苦手だけど、とにかく愛想だけは良くて、甲斐甲斐しい感じです(笑)


こんなん、一ヶ月泊まっても、4月からの家賃より安くて快適やん・・・
ホステルユーザーのトラベラーにとっては、信じられないですよね。


UBYATOVNA U NADRAZI (Nとかの上につくハーチェク記号は省略しております)という名前のホステルです。
チェスケ・ブデヨヴィツェにお越しのさいは、是非みなさんご利用ください。


あー一泊といわず、一週間くらいのんびり過ごしたいですよ。
駅もおっきなショッピングセンターもぜーんぶ目の前だし。



今日もあいかわらず雪だし、このままベットに横になってごろごろしたい気持ちを抑えて、今からお隣町のチェスキークロムコフまで足を伸ばしてきまーす。これまた、神戸電鉄の初乗り運賃より安いチケットで行けちゃうみたいです・・・。

しっかし、現地の物価の安さ以上に、日本円は今どこにいっても最強やな。
1コロナあたり、3年前にチェコきたときの2/3以下まで下がってるもんね。

みなさん、海外旅行するなら今のうちですよ!



2009.2.24 Tiistaina
ayana@ceske-budejovice,cz
posted by ayanya at 19:28| Comment(0) | 卒業旅行09 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする